本日は写真撮影会をしていました♪
モデルはイギリスより届いたばかりのジュエリーさん★
見ているとため息がでるほど素敵なヴィンテージのジュエリー。
あ、皆さま。
アンティークとヴィンテージの違いはご存知でしょうか・・・?
イギリスでは100年以上時を経たものをアンティーク、
100年にみたないで20年~30年経たものをヴィンテージと呼び分けています。
指輪やブローチなど貴金属のモノは刻印で製造年がわかります。
刻印がないモノの場合は、そのデザインのスタイルや素材、製造方法からだいたいの年代をわりだすことができます。
今回入荷しているほとんどの指輪にもリングの内側に刻印が押されています。
その刻印を見ると、一目で
○職人名または製造工房
○刻印された場所(ロンドン、バーミンガム、シェフィールド、エジンバラ)
○貴金属の種類と含有量(日本では18金が主ですが、イギリスでは9金が多いです)
○製造年(形の違うアルファベットで表してあり、これは要ガイドブック★)
が、わかります。
これを左から読み解くと・・・
W&G社製、2番目のマークはゴールド(金)、375は金の含有量で9金のこと、横向きイカリマークは生産地がバーミンガムということ、そして最後のマークのこのフォントは1970年代で「E」は1979年製造を表しています。たぶん・・・
まだまだ勉強が足りなくて、わからないこともいっぱいです。
先ほど一目でわかると書きましたが、実は一目じゃ解りづらく、
「ジーっ」と目を細くして見たり
ルーペを使わないとわからないような刻印もしょっちゅうあります・・・。
上の写真の刻印は気持ちいいほどはっきり読み取れるいい例ですよ。
刻印を押した人の性格でしょうか・・・
斜めになっていたり、押しがいまいちで半押しだったりで・・・
まあ、これも味ということで・・・、刻印がよがんでいてもジュエリーの素敵さは同じですからね♪
買い付けるときにはよっぽどの銀製品ならともかく
普段は刻印を確認してから選ぶことはせず、まずパッと見のデザインと質感で選んでいます。
後からゆーっくりと刻印を見つめて、ワクワク。
時々、1836年とかのアンティークとわかったときは、それはもう心が躍ります♪
それから今回はマザーオブパール(Mother of Pearl)と言われている白蝶貝に彫りをほどこした
美しいペンダントもいくつか届いています・・・。
白蝶貝はアコヤ貝に似たもうちょっと大型の貝で、真珠の養殖のとき母貝として使われることから
英語では ...Mother of Pearl...
そのままと言えば、そのままですが、何とも響きがやさしい素敵な呼び名ですね。
そのマザーオブパールはヨーロッパでは、その真珠のような光の美しさから、
よく装飾品や美しいカトラリー(ナイフやフォーク)の取っ手部分にも使われていました。
これは指輪のように刻印がないので正確な製造年代は不明ですが
デザインや金具からなんとなーくわかります。
もちろん白蝶貝をつかった現代モノのジュエリーも多くありますが
それらには私はあまり反応せず、
もっぱらアンティーク、ヴィンテージものの独特のデザインと風合いにメロメロです・・・❤
気づいたら、長い長ーいブログになっておりました・・・。
最後まで読んでくださりありがとうございます♪
まだまだこれからフランスのヴィンテージロザリオネックレスなども入荷してきます。
少しずつ坪井ココペリの店頭に並び、Web Shopでもご紹介していきますので
もうしばらくお待ちくださいね。